波長
1回の完全な音波サイクルの物理的な長さで、周波数に反比例する。
波長(λ、ラムダ)は、音波が1回の完全なサイクルの間に進む物理的な距離です。周波数に反比例し、低周波は波長が長く、高周波は波長が短くなります。
一般的な室温(20°C)では、音速は約343 m/sです。これにより次のようになります。 • 20 Hz:λ = 17.2メートル • 100 Hz:λ = 3.4メートル • 1,000 Hz:λ = 34.3センチメートル • 10,000 Hz:λ = 3.4センチメートル
波長が音響で重要な理由は以下のとおりです。 • 波長が室寸法の間に収まるときに室内モードが生じる • 波長に対する吸音体の厚みが効果を決める • 拡散体の溝の深さは設計波長から計算される • 波長より小さい物体は音を効果的に散乱しない
波長を理解すると、低音の制御が難しい理由(長い波長には厚い処理が必要)や、小さな拡散体が高周波でしか機能しない理由を説明できます。
Formula
λ = c / f- λ = 波長 (meters)
- c = 音速 (~343 m/s)
- f = 周波数 (Hz)
Practical Example
500 Hz向けの拡散体を設計する
λ = 343 / 500 = 0.686 m(68.6 cm)最大の溝の深さは約λ/2 = 34 cmとなり、これがこの設計における低域側の計画上の目安を決めます。高域側の限界は深さよりも主にウェル(要素)幅に依存します。正確な帯域幅は拡散体のファミリーによって異なるため、設計周波数だけから前提とせず、シミュレーションまたは測定で確認してください。
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